今回は交通事故などの急な衝撃によるむち打ちについてです!!
今まで交通事故に遭われた患者様を何名も治療させて頂きましたが、ほとんどの方が一般的なケガよりも治るまでに時間がかかる傾向にありました。
自分が知る限りでは以下の3つが主な理由です。
①脳や首に強い衝撃が加わるため、脳が身体を守るように命令を出して筋肉を緊張させます。筋肉を固くすることで身体を守ろうとするわけですね。しかし衝撃が強いと事故から時間が経ってもその命令を脳が出し続けるようで、ずっと筋肉が固いままになってしまいます。これを改善するためにはこまめに筋肉を緩め、脳にもう守らなくてもいいということをわかってもらわなければなりません。
②後ろから追突された時など、予期せぬ衝撃が加わる際には衝撃に対する準備や受け身が取れません。つまずいて転んだり、自転車で転んだりする時は、これから衝撃が来るということが分かるので身体がそれに備えてくれるのです。事前に衝撃に備えられないぶん、事故によるケガは重症化することが多いのです。
③3つ目は1つ目と似ているのですが、脳が強い衝撃を受けたことで神経が高ぶり痛みに対して敏感になってしまいます。これも首を優しい刺激で緩めてあげることで徐々に神経の高ぶりを抑えていかなければなりません。
その他にも強い衝撃により頸椎がずれてしまったなど、人により理由は様々あると思いますが、主な理由は先に挙げさせてもらった3つだと考えています。
ですので、事故などでむち打ちになってしまった方はお早めに治療院にかかることをお勧めいたします。治療までの時間がかかればかかるほど治りずらくなってしまいますので。
当院でも交通事故の治療はできますので、お気軽にご相談くださいね!(^^)!